3月 丹沢横断 (前編:歩荷と鍋焼きうどん)

丹沢主脈:3月
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2019年3月21日~22日:鍋割山~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~焼山

丹沢。

都市からのアクセスに恵まれた山。
そこは、キャッキャウフフと爽やかな山登りを楽しむ場所。
決して、勘違いした髭面のおっさんが足を踏み込んでいい場所ではありません。(偏見)

しかし、残雪期にあたるこの時期なら、行ってもいいのでは無いか?
花粉舞い散るこの時期なら人も少ないし、行ってもいいのではないか?

(あと、もうひげ剃ったし)

最高峰とか横断とかって単語が好きなので、
丹沢主峰を横断し、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に宿泊するプラン。完璧です。

ついでに、有名な鍋割山の焼きうどんも食べたい。
どうせならこれまた有名な歩荷ボランティアもやってみたい。

そう考えて、登山口を大倉に設定。下山口は反対側の焼山としました。

2019年3月21日 大倉バス停

朝、渋沢駅に着いた時点で猛烈にお腹が痛くなり、
急遽トイレにかけこんだのでバスに乗り遅れました。

結局、3番目のバスに乗り込み出発です。幸先いいなぁ。

7:30 大倉バス停
大倉バス停には、ポプラがあり、平日は8時から、土日祝日は7時からやってるそうです。

今日は祝日なので空いており、ここで温かいお茶を購入し、
保温ボトルに入れて出発。

住宅地っぽい所を歩いて行くあたり、丹沢っぽくて好きです。

目指す鍋割山は4.9キロ先。
その間に二俣で歩荷物資を回収して行きます。

二股に到着です。
ここに歩荷物資があると思っていたのですが、あたりを見回せど何も無し。

天気悪いから、荷揚げもないのかなぁと思い、歩荷は諦めて先に進みます。

颯爽と現れたトレイルランナーに抜かれていきます。


ここもまだ林道区間のようで、道はフラットで斜度もほとんどなく、快適に歩けます。
この辺でテント泊したい・・・。(丹沢はテント泊禁止)

橋がありますが、この水量だったらジャンプして飛び越せます。
あと、橋折れそうで怖い。

林道終着点に到着。

歩荷の物資はここにあるようです。
この数の大五郎ボトルを見るのは初めてです・・・。

何にしよっかな。

とりあえず、大五郎4リットルを1本

麺つゆ1リットル×4本。

ザックは元々15キロだったので、+8キロ追加で合計23キロ

冬装備だとだいたいこんなもんだ!
冬の間鍛えた歩荷筋でがんばろう!  ( ・m・)b

林道が終わったので、ここからは良く見る、普通の登山道になります。
ただ整備がきっちりしているので、足場は良好。道幅も1.5倍くらいあります。

後沢乗越に到着。
標高800mのここから、標高1272mの山頂まで高低差427m。気合いを入れます。

引き続き整備された登山道が続きます。
階段地獄が地味に太ももを苦しめます。

ラストの階段地獄。

今回、ポールを1本しか持ってきていませんでしたが、
これが後々に響いてきます・・・。

10:48 鍋割山荘に到着です。

ここの名物は鍋焼きうどん。
しかし、それを快適に食べるためにはルールがあります。

①ザックは中に持ち込まない。絶対に外に置く
②歩荷した荷物は中の所定の場所に置く
③紙に名前を書いて小屋の中で座って待つ。


これを守らないと、親父の雷が落ちてくるそうです。

ネットで事前に調べて情報を得ていましたが、
まさか丹沢でそんな厳しい小屋があるとは思いませんでした。

いい子になってルールを守ります。

ちなみに麺つゆはこれでした。

ザックを外のベンチに置いて、歩荷した水と麺つゆを小屋の所定の場所に置きます。
親父にありがとうと3回くらい言って頂き、苦労が報われました

カウンターに近づくと、「鍋焼きか?」と言葉を発する前に言われ、
肯定して言われるがままに受付を済ませ、しばし待つ。

で、出てきました。鍋焼きうどんです。

味は甘めの濃い目。
麺は讃岐風のコシのあるタイプではなく、普通の硬さ。
具は卵、なると?、油揚げ、茸など、色々入ってます。

山小屋の食事を頂くこと自体少ないのですが、
これは山小屋料理の中でかなり美味しいと思います。
名物と言われるのもわかりました。

ただ1点。
自分は親父の雷を回避しましたが、
他の人に雷が落ちているのを聞きながら食べるのは
精神的にマイナスです。

外で食べられる状況であれば、
そちらの方が尚美味しいと思います。

がっつり食べたので、次のピークの塔ノ岳に向けて出発。
風が強くなってきており、頭の上をゴーゴーと音を立ててます。

あたりも霧に包まれており、確実に天気が悪くなってきているので、
急いで先に進みます。

12:26 塔ノ岳に到着です。

風が強く風速10m以上。
外に出てる人は誰もいませんでした。

幸いにも気温はそこまで低く無いので、
メリノEXP+Tシャツの上にハードシェルを羽織るだけで寒さは感じませんでした。

尊仏山荘にも寄りたかったですが、時間も無いのでサクッとスルーして、
次の丹沢山を目指します。

風速は相変わらず10m以上ですが、樹林帯を歩いている分は音だけしか聞こえません。
でも、やっぱり音が怖いのか、目の周りを赤くした人とすれ違いました。

昔、正月の宗谷岬でテント飛ばされて
前に進めないくらい爆風にあったことがあるので、
ある程度、やばい風はわかります。

これはまだ大丈夫な風だと思い先に進みます。

こういう開けた場所は、風をもろに受けるので、慎重に進みます。
バランスを取るのに、トレッキングポールが大活躍でした。
やっぱり2本持ってくればよかったかな。

木がないエリアが増えてきていますが、
慎重に前に進みます。

13:36 丹沢山頂に到着です。

今夜の目的地である、蛭ヶ岳山荘まではCTで2時間。
今まで0.8掛けで進めてるので、余裕が出てきました。

ちょっとだけ、みやま山荘で休憩します。

この後、また訪れることになるとは、この時想像していませんでした・・・。


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