2月 常念岳 厳冬期北アルプスへの挑戦(前編:北アルプス一のラッセル泥棒現る)

常念岳:2月
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2019年2月2日~3日:常念岳(2,857m)

 前々から厳冬期北アルプスに挑戦してみたくて、天気予報とにらめっこ。
テンクラさんによると2月1週目の天気が良さそうとのことで、さっそく挑戦してきました

冬季は鳥倉林道が冬季閉鎖されており、東尾根という冬季ルートから登ってきました。
最初に断言しておきますが、ラッセル泥棒の記録です。

2019年2月3日 ほりで~湯四季の郷(鳥倉林道入口)

前夜は姨捨SAで車中泊。毎回通るたび凄い地名?だなと思います。
姥捨(うばすて)って読んでたけど、姨捨(おばすて)が正解だそうです。

 6:00鳥倉林道入口到着。
準備を整えて6:50 日の出とともに出発です。

ツボ足でテクテク林道を歩く。朝日を浴びて綺麗。

林道には不法投棄禁止の看板があるのですが、

超怖い。
日が出てるからまだいいけど、夜にこれを見ちゃったら、引き返します。

なるべく看板を見ないように横を通り過ぎました。

有名?なカーブミラーでパシャリ。

ここが東尾根の末端です。
ここから登ろうと思いましたが、木と木の間隔が狭く、
ザックが引っかかってそのまま谷底に落ちそうだったので、この先から登ることに。

これまた有名?な梯子。
地面から1段目までの距離が何気に遠いので、ヨイッショと登ります。

尾根に出ました。ここから尾根をずっとテクテク登って行きます。

笹藪をガサガサかき分ける。
地味に引っかかってうっとうしいし、目に刺さりそうでちょっと怖い。
がんばって進むと、

これまた有名?な鉄塔に到着です。

鉄塔を過ぎて、少し行くと笹も少なくなり、歩きやすい。
でも坂は急なので、ゆっくりハァハァ登る。
見ての通りトレースがあるので、それなりに歩きやすいですが

少し外れると、膝くらいまでは埋まります。
この辺でスノーシューを装着し、更に登る。

しかしトレースがあると楽です。
足跡的に、どうやら1名っぽい(猟師の勘)。
一人でこの雪の量をラッセルかぁ、すっごいなぁ・・・。
と思いながら、有りがたくトレースを使わせて頂きます。

~~~~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~~~~~~~~~~

実は林道ゲートの駐車スペースに、
1台車が止まってたのを目ざとく見てたんですよね。

~~~~~~~~~~~~回想ここまで~~~~~~~~~~~~

ここに北アルプス一のラッセル泥棒が誕生しました。

雪の撮影方法考えないと、良く見えない・・・。

結構急な登りもトレースを頼りによじ登る。
トレース有ってもきつい。今回の重量は約20キロ。
オスプレー バリアント52がパンパンです。

僕は山での食事にはこだわりが無いので、お湯沸かすだけの自家製アルファ化米雑炊かラーメンで軽量化。
一方で安全装備はなるべく持ってきます。

今回も、スコップ+ビーコン+ツェルト(アタック中用)+アマチュア無線+発煙筒(≠車の発炎筒)
正直どれも使う機会は限りなく少ないのですが、万が一の時に後悔しそうなので持ってきます。
本当はプローブも持っていくべきなんですが、その辺が中途半端です。

今にして思えば、ツェルトはエマージェンシーシートとライトヴィヴィも持ってるし、要らなかったなぁ。

あと、常念岳は町が見えるくらい開けてるので、携帯の電波も強かったので無線機も要らなかったです。
そして、後述する事件の結果、冬山に新たな装備を加えることにしました・・・。

ゼェゼェ、ハァハァ言いながら高度を稼いでいき、森林限界付近の2200メートル付近に到着。
ネット情報だと皆さんこの辺にテントを張っているようです。

15:30 幕営地点決定。
僕が張ったのはこの辺です。

本当は、また登り返して森林限界ギリギリまで行くと、アタックが多少楽になるのですが、

今回、ヘリティジのクロスオーバードームを雪山初投入したくて、
しっかりした樹林帯を設営場所としました。

軽量シングルウォールで、いつも使ってるステラリッジ2と比べてポールがほっそいので、
風での倒壊を恐れての場所選定です。

結果的に問題は無かったし、ダブルのテントに比べて撤収が多少楽なので、シングルいいなと思いました。
クロスオーバードームは3シーズン用にして、冬用のゴアシングルが欲しい。

無事にテント設営も終わり、荷物を広げて雪山の儀式、水作りだ!
と、その時悲劇が起こりました・・・。

次回、ラッセル泥棒の報い

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