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旭岳は敗退したので、タイトルから(と雪山登山)は抜きました。
前回の続き
斜里の町で、パンク修理を完了し、日没までに羅臼を目指していざ出発。
の前に、斜里の有名な場所。”天に続く道“に立ち寄りました
白い空。白い道。見えない太陽。
さ、行くか
冬は知床峠が通行止めなので、ウトロ方面ではなく、根北峠(こんぽくとうげ)を越えるルートになります。
道東の峠。車も通らないし、吹雪で視界悪いしで、こんなとこでまたパンクしたらどうしようと、
がくがくビビりながら海を目指してひた走ります
寒くて寒くて、結構限界来てて、あと60キロを切ってるのに、
羅臼の町が果てしなく遠く感じました。今思い出してもつらかった。
あと20キロ・・。
あと10キロ・・・。
あと5キロ・・・・。
正直、かなり辛い。
でも折角ここまで来たんだ!
あとちょっとだからがんばれ!
何度も自分に言い聞かせ、
気持ちを奮い立たせて、アクセルを開けて行きます。
そしてやっと・・・
ふらふらになりながら知床に到着!
2008年以来、10年ぶりにやってきました!!
今年最後によくがんばった!
到着したのは18時前。
ろくに昼飯食べれて無いし、まともな晩御飯を食べたい。
でも、大晦日だしどこもやってないだろうなぁと思いながら、
道の駅にあるお店紹介見てると、蕎麦屋さんがやっている様子。
お店に入ると「寒かったでしょ~」と温かい声をかけられました。
そして、暖房を入れて頂く。
どうやらお店の方もバイク乗りだそうで、色々話しかけて頂きました。
そして頂いたそばもがっつり。さらにはがっつりおまけも付けて頂き、
カロリー補給して体温を回復させることができました。
斜里から知床までの道がやたら辛く感じましたが、
今年の最後に温かい人情、とても心に染みました。
「そば処 しずか」さん、ありがとうございました!
知床岳登りにきたとき、また来ます
今年最後の食事の後はお風呂。
羅臼と言ったらもちろん熊の湯です。
誰もいない貸切のお風呂で、満点の星空を見る。
周りにの灯りが少ないせいか、時々、星が流れる。
体の芯から凍るような気温をバイクで走り、
温かい人情に触れて、
体を温めて生き返らせてくれるお風呂につかる。
夜空はばっちり。
色々トラブルはあったけど、これだけは言える。
頑張って来て良かった!知床万歳!
お風呂で温まった後は、今年最後の野営地へ向かいます。
スノーシューを履いて雪をかきわけて、羅臼岳方面に移動。
羅臼岳登山口付近で雪を慣らして本日の宿を作成。
テント設営後、ちょっとバイクの所まで荷物を取りに戻った隙に、
野生動物が遊びにきてました。 エゾユキウサギ かな?
野生動物かぁ・・・。
この時期、熊は居ないよな・・・?
もしかして穴持たずが居るかも・・・
急に不安になり、万が一に備えてピッケルを枕元に置き、新年を迎えました。
そんな年越しです。
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