2018-2019 冬の北海道・知床ツーリング Day5:元日が一番つらい

2018-2019 年越し北海道ツーリング

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2019年1月1日(知床(羅臼)~士幌)

明けました。

あたりを見回しましたが、バイクはおらず。

荷造りして出発準備OK

登山口である、知床国立公園羅臼温泉野営

スノーシュー的なものをはかないと、たどり着けません。
靴だけだとこれくらい埋まります


じゃ、荷物も片付けたことだし、ちょっくら初日の出ツーリングに出発!
道の駅から知床峠方面への分岐を北に進み、相泊橋目指します

途中、キタキツネを見かけたりしながら、元日の海辺を走る走る走る。
すぐそこのように見えますが、結構遠い。
そういえば10年前来た時も同じこと思ったっけ・・。

40分くらいかけて、北海道道87号の終点である相泊橋に到着。
ここから先は車両通行止めで、知床岬までは歩いて行く必要があります。
当然道は無く、ここから先は自己責任。それなりのスキルが求められます。
今の僕には無理なので、雰囲気だけでも偵察。

いつか行きたい というか行く!知床岳と知床岬

まだ見ぬ知床岬に別れを告げて、羅臼の町に戻る。

今年最初の食事はこれ。美味しかったからいいんだ・・・

一瞬だけ雲が取れて見えた羅臼岳。か、かっこいい・・・。
もっと良く見たくて、羅臼国後展望塔に登ることに

雲がまた取れることはありませんでしたが、展望塔から見た羅臼の町と国後島

突然ですが、大晦日から元旦にかけての給油情報です。

宗谷岬だと、元日も最北端のガソリンスタンドが営業してくれていますが、
知床方面で元日営業しているSSがあるかの情報が少なく、給油が不安でした。

実際には、大晦日でも羅臼のSSは営業していました。確か三菱商事エネルギーさんだったはず。
また、元日も中標津とかのセルフオカモトさんが営業しているので、
ガソリンに困ることはありませんでした。

実は初めての冬の北海道ツーリングに行った際、
宗谷岬が大荒れで暴風の海辺に一晩バイクを置いてると、次の日の朝、バイクが絶不調。

常にアクセルを開けてないと、エンストする状態になりました。
おそらく今考えると、湿気がキャブのスローに入り込み、凍ったのではないかと思っています。

そんな、レーサーもびっくりな常にアクセル全開だったため、
当然燃費はガタ落ちで、宗谷で給油したにもかかわらず
150キロ地点の美深でリザーブに入り、当然営業しているSSが無かったため、
怖い思いをしたことがあります。
ちなみに、その時、テントは宗谷で飛ばされて無くなってるし、
風邪ひいて熱出てるしで、結構ボロボロでした。
次の日(1/2)に名寄まで行くと、ホクレンさんが営業していて神に見えました。
あの時はありがとうございます。ホクレンさん

話は戻ります。
知床を後にして、今夜の目的地である士幌に向かって出発!

斜里岳もかっけーと思いながらバイクを走らせ、中標津に到着。
セルフで給油していると、スタッフに声をかけられました。
なんでも、ちょっと前にライダーが通ったとのこと!

流石にしばらくライダー見てないと寂しかったので、追いかけます。
が、弟子屈町まで結局見つからず。
そのまま士幌まで向かっても良かったんですが、時間があったので摩周湖を見に行くことにしました

10年前に来た時は、駐車場代とられたのに霧に覆われて何も見えませんでしたが、
今回は駐車場代も取られず、クリアな摩周湖を見ることができました。

弟子屈まで戻り、ホクレンでまた給油して、241号線を阿寒岳の間を通って西に進みます。

阿寒岳もかっこいー!

本当は阿寒岳に登る予定でしたが、旅は5日目。
しかも道東はやたら寒くて、毎日バイクに乗ってると
明らかに気力と体力が落ちてます。
そんな状態で登山は無理だなと思い計画を中止しました。

実際、その後阿寒湖近くのセブンに逃げ込んで、
イートインで小一時間くらい気力と体力を回復させてました。

とにかく道東は寒い。

ヒートベストや高温カイロを当てている部分は温かいのですが、
それ以外の箇所で熱を奪われる量の方が多い。

失われていく熱量 > 体の発熱量 なので、熱量は常にじり貧です。
上陸してからはテント生活なので、寝てる時も回復できず、
それを4日間も続けてるとゴリゴリといろんなものが削れていきます。

その後もコンビニ見つけちゃ入り、やっとの思いで士幌に到着。
お風呂に入って熱を回復させておやすみなさい。

今思えば、この日と次の日がかなり辛かった。

装備編はこちらの記事です

2019年9月25日 | ゆーいんの冒険奇行
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